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2006年4月 9日 (日)

旧川喜多邸 一般公開

Kyukawakitatei1060408Kyukawakitateihei060408_3小町通りを八幡様方面に向かって奥の方まで歩き、左に曲がる。ず~っと続く塀に、スッゴイ家だなぁと思っていたら、塀が終わる所に上品なおじいさんが立っていた。なんだろう?と立ち止まると、彼は「旧川喜多邸一般公開日です。どうぞ見ていって下さい。ヤマザクラがキレイですよ」と言った。よく分からなかったけど、その声に誘われて、中へ入ることに。入口の看板を読むと「東和商事(後の東和映画)の川喜多長政・かしこご夫妻がお住まいでした。昭和初期からヨーロッパ映画の名作を日本に紹介…」。あぁ!週末の4月8・9日が偶然にも一般公開日だった!ラッキー!
広い庭に大きなヤマザクラの木が目を引く。その奥に家が一軒建っているのが見えた。

Kyukawakitatei2060408_1Kyukawakitateihana060408_2山の中腹あたりの開けた土地にも家が見えた。山を背景に2段になって家と庭がある。順路に従って、紫色のカワイイ花が咲く山沿いの土と石の道を上がると、その家は古い日本家屋だった。窓際の畳の廊下に観光客が座ってくつろいでいた。この家は旧和辻哲郎邸(創建は江戸時代末期)で、「昭和13年に哲学者・和辻哲郎が神奈川県大山の麓にあった古民家を東京Kyukawakitatei3060408_1都練馬区に移築。さらに昭和36年に川喜多夫妻がこの場所に移築。夫妻は海外から訪れた多くのゲストを迎える場として利用した」とあった。へ~粋なおもてなしね。 庭先に立てば、ヤマザクラの上の方からさっきの広い庭と家を望む。順路に従い、土と石の道をおぼつかない足取りでヤマザクラのたもとへ下りた。

下の古い日本家屋には入れないので大きな窓ガラス越しに中を覗いてみた。やはり廊下にも畳が敷かれていた。素朴でしっと Kyukawakitateiie060408_5りした和の風情に、こんな家もステキだなと思った。日本人が忘れかけていた感性を呼び覚まし、住んだこともないのに、どこか懐かしさを覚える。広~い庭を眺めれば、多彩な植物が植えられ、四季とゆとりを感じる。本当の贅沢ってなんだと思う?と川喜多夫妻が私に問いかけているようだった。Dankazurahanabira060408_1

ところで土曜日の段葛の桜は葉っぱが結構出ていたけど、十分お花見できたの。芽吹いたばかりの葉っぱと桜花が空を覆い、新緑の季節と交差する。木の下には花びらが散りばめられ、モザイク模様を描いていた。桜は散ってもやっぱり桜なんだな。最後まで桜を楽しまなくっちゃね!提灯に明かりが灯る夕暮れも夜桜もステキだった!Dankazurasakura060408_1 Dankazurayozakura060408_1

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コメント

こんにちは.

わたしも,あそこを通るたびに長いなーこの塀は,と思っていました.

公開日なんぞがあるのですねー.(知りませんでした)

1年に1回ですか?

(残念ながら,いまだに鎌倉で著名人とすれちがったことがありあません)

投稿: ゆるゆる | 2006年4月10日 (月) 00時38分

こんばんは!
私もあの塀の家が旧川喜多邸とも、また公開日があるとも全く知りませんでした。すごい偶然でした。でもみんな何で公開日の情報を仕入れたのか不思議で、ネットで調べて見たんですが、鎌倉市観光協会の4月行事一覧にありました。しかも同じ日に大佛次郎茶亭も一般公開日だったことが、その一覧で判明しました。行けばよかった…。鎌倉Todayによると、旧川喜多邸は不定期で一般公開とあり、また古い情報だと10月に公開した年もあれば、11月に公開した年もあるみたいです。

投稿: emix | 2006年4月11日 (火) 23時35分

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