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2007年4月 2日 (月)

お花見②英勝寺

070401eishojituyoumon扇ガ谷の東光山英勝寺は、鎌倉に現存する唯一の尼寺として知られている。JR鎌倉駅の江ノ電側に出て、北鎌倉方面にしばらく歩くと総門があるが、ここからは入れない。更に線路沿いを少し歩いた白い塀伝いにある通用門から入る。入口で特別拝観料300円を払い、しおりをもらうも、 人ではなく 犬が番をしていた。さっきまでお花見で混雑する段葛~八幡様にいたせいか、私が感じた寺の第一印象は「しっとりして素朴で可憐」だった。静かで人が少なくてチョットほっとした。070401eishojiuketuke
しおりとネットを駆使し英勝寺の歴史をまとめると、こんな感じかな?
英勝院尼は太田道灌四代康資の息女であり、徳川家 康に仕え、勝の方と呼ばれていた。家康の命により水戸中納言頼房の准母になり、家康の死後、出家。徳川家光から道灌邸跡をもらい受け、英勝寺を創建。頼房の息女・小良姫を出家させ開山とした。070401eishojikaidansakura

070401eishojichikurinie様々な花が彩る庭は落ち着いたたたずまいが魅力。庭の先の階段脇に咲く桜に導かれて階段を上ると、右に日本家屋、左に竹林があった。門をくぐって竹林に入り、しばし凉を取りつつ歩いた。天を仰げば、竹の先端に光が射し、キラキラと輝く。報国寺の竹の庭ほどの規模はないけれど、静穏な雰囲気が漂っていた。
070401eishojibutuden英勝寺は江戸初期の名建築が揃っていることでも名高い。仏殿・鐘楼・祠堂・唐門は全て神奈川県の重要文化財に指定されている。
階段を下りて仏殿まで戻った。1635年に創建された仏殿はなかなか渋い。運慶作の阿弥陀三尊如来像を安置しているらしいが中は見えなかった。
070401eishojishourou仏殿の横に咲く桜に導かれて道に沿って歩くと、鐘楼にたどり着いた。1643年の建立で、袴腰付楼閣形式というらしい。
070401eishojidoukutu背後にデコボコの石の階段が見えた。足元が危なく、入るな!と拒絶されてるみたいだったけど、気を付けて階段を上がると、右に小さな洞穴みたいな三霊社権現、左に石燈籠?が並ぶ太子堂があった。誰もいないし、何だか神聖な雰囲気と断崖絶壁に圧倒され、引き返した。
070401eishojikaramon仏殿の裏に回ると、精巧な彫刻と細工が施された唐門と祠堂に続く階段があった。階段を上った所には建物があり、中を覗くと日光東照宮みたいにカラフルな色彩の祠門が保管されていた。
ステキな庭はもちろん、歴史的な建築物から洞穴まであってビックリ。確かにしっとりした寺の印象は変わらなかったけど、それだけではない、もっと重厚な歴史と力強さを感じた。
英勝寺●住所●扇ヶ谷1-16-3

寺を後にし、JRの踏切を渡り、小町通りに抜けると、人・人・人!また元の大混雑の中に戻って行った。

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