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2007年6月17日 (日)

アジサイ咲く東慶寺@北鎌倉

070616toukeiji北鎌倉の円覚寺とは逆サイドにある東慶寺は「駆け込み寺」や「縁切り寺」として有名。弘安8年(1285年)、北条時宗の妻であった覚山尼が、時宗の子・北条貞時を開基とし創建。臨済宗円覚寺派の寺。明治35年(1902年)、男僧寺に改められたが、かつて女性から離縁を言い出せなかった時代に、男子禁制の寺法のもと、女性を救った尼寺だった。
文学にゆかりの深い寺でも知られ、様々な文学作品に描かれている。また、岩波茂雄(岩波書店創業)、小林秀雄(文芸評論家)、高見順(小説家)、四賀光子(歌人)など、多くの文人が眠っているそうだ。
東慶寺の山門へ続くアジサイが彩る階段を上り、入口で100円払って中へ入る。

070616toukeijishorosando070616toukeijikashiwaajisai左に木々に隠れるように鐘楼がある。見上げれば見事な茅葺き屋根?を持ち、異彩を放つ。正面にはアジサイを初めとする季節の花が咲く参道が奥に延びていて、多くの観光客が立ち止まっては写真を撮っている。中でも人気なのは白い房のような形をした個性的な柏葉アジサイ。花を突き出し、強い香りを振り撒き、アピールしている。
それにしても、天気がサイコーに良くて、まぶしい。写真が全部白くとんでしまった!
070616toukeijihondo参道の途中、右側に本堂の門がある。釈迦如来坐像を安置する泰平殿と呼ばれる本堂を覗き、また参道に戻って進めば、左側は鎌倉らしい山肌がそびえ、草木に混ざって山肌にもアジサイが咲いていてステキ!
070616toukeijishobu右に蔵のような白壁の松岡宝蔵が建っているかパス。正面に小さな大仏…って小仏?が鎮座している。その背後には一面にハナショウブが咲いていたが、中には入れないので、隔たりを感じてしまう。ハナショウブの向こう側の建物で観光客が花を愛でながら休憩しているのが見える。
070616toukeijiiwatabakoこの参道はどこまで続くんだろう?さらに奥には天に届きそうな木々が生い茂る森の中に道が続き、右の岩壁にびっしりイワタバコが張り付いている。葉の形がタバコの葉に似ていて岩に生えることに由来するらしい。
もっと進み、森に入ると、参道の行き着く場所は墓地だった!墓苑と呼ばれる森の中には上り下りの小道がうねり、墓があるワイルドな聖域…涼しくて気持ち良くて心安らぐ。静かな森にウグイスの鳴き声が響きわたる。ホーホケキョだと安心だが、時にホーホケで終わってしまう。私の後を歩く夫婦の旦那さんが奥さんに、ウグイスにも下手なヤツと上手いヤツがいると言っているのが聞こえ…やっぱり気になるよね。きっとこの寺のどこか深い所で、文豪達もこのウグイスにハラハラしながら見守り、一句ひねっているに違いない。

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