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2008年3月 3日 (月)

観梅?と本尊@浄光明寺

080301jokomyojimonJR鎌倉駅から徒歩約15分、扇ヶ谷の住宅地にある浄光明寺は真言宗の寺。民家と民家の間の小道の突き当たりに建つ山門を抜けると、静かな境内が広がる。
文覚上人が頼朝の命により建てた寺を、1251年(建長3)に六代執権・北条長時が真阿上人を招いて中興したと伝わる。北条氏の帰依が厚く、また、南北朝・室町時代においては鎌倉公方(鎌倉府の長)の保護も受けた。
山門先には鎌倉十井の一つ・泉の井があり、左前には焦げ茶の渋い客殿が建つ。右前には白梅に隠れるように、これまた焦げ茶の渋い不動堂と鐘楼が建つ。まずは梅を激写して、客殿と不動堂の間の小道を進み階段を上った。080301jokomyojiumewink

080301jokomyojiamidado080301jokomyojijizobosatu絶壁と緑に囲まれた空間に、樹齢750年のマキの木(神奈川名木100選)とまたまた焦げ茶の渋い阿弥陀堂が現れる。おお!戸が開いているじゃん。その左の建物の戸も開かれて、10人位の人が建物の中を覗きながら、寺の人のお話を聞いていた…そうだ、今日は本尊の拝観日だ!(本尊拝観日:木・土・日・祝日。ただし雨天多湿の日は拝観休止)
近付くと、受付(拝観料を払うの)は後で良いと言われたので、一緒に混ざって聞いていた…ってゆーかホントは上の空だった。私の目は本尊の木造阿弥陀三尊像に釘付け。だってだって、なんかスゴイ!阿弥陀様の裾が半分に切ったパイナップルみたいなんだもん。いや待てよ、これはもしやハス?ハスが5・6段重なってパイナップルみたいに見えるんだろうか?そうは言っても、この木造阿弥陀三尊像は国の重要文化財に指定されている素晴らしい仏像なのだ。確かに引かれるお姿だ。
お話が終わり、とりあえず拝観料200円払ってスッキリ。阿弥陀堂の裏に迫る絶壁の階段を上って裏山探検する事に。この寺は思ったより奥が深い。危なっかしい階段を上ると原っぱが開ける。洞窟(やぐら)には市文化財の石造網引地蔵菩薩が安置されている。さらに階段を上ると、冷泉為相(れいぜいためすけ)墓がある。こんなに高い場所に墓を建てるとはねぇ。もらったパンフレットを見ると、為相は藤原定家の孫とある…歌人だったのかな。ふ~ん。
戻って再び、木造阿弥陀三尊像を拝見して、再び、裾の彫刻に注目…なかなかのオシャレさんじゃないのぉ!すっかり梅を忘れ、すっかり住宅地だった事も忘れ、本尊と小山の上の風景に思いを馳せるのだった。
浄光明寺●住所●扇ヶ谷2-12-1080301jokomyojireizeitames

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