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2010年3月23日 (火)

段葛と大銀杏@鶴岡八幡宮

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暖かな陽光に草木は芽吹き、生命はモゾモゾうごめいて静かに呼吸を始める。長い冬眠から目覚める春が来た!
段葛の桜並木には提灯用のソケットが取り付けられ、お花見の準備は着々と進行。桜の木の枝に付いた無数のつぼみが半開きになって、眠そうにピンク色の花びらの先を出していたが、中には桜が咲いている木もあった。もうすぐ満開の桜が天を覆う!
八幡様に着くと、左の橋のたもとに毎年早く咲く桜が咲いていたが、すでに葉っぱが出ていた。それにしても気になるのは噂の大銀杏…。大銀杏は3月10日に倒れたと聞いたが、まだ見ていないし、信じられない。大銀杏を最後に見たのはいつだったっけ…確か、初詣の時だ…とか考えながらサッサと歩き、舞殿の左を通ると、人だかりが見えて不安がよぎる。

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目の前の現実を見れば、変わり果てた大銀杏の姿はショッキングで絶句した。悲しいなぁ。大銀杏が今まで立っていた場所に大銀杏の巨木はなく、根元近くで折れた様子が伺える。あんなに太い幹が折れるのか!? その一段下の左側にバッサリ切られた太い幹だけが移植されていた。まさかこんな事が起こるなんて。近くにいた年配の女性が「かわいそう」と呟いた。太く長く生き長らえ、神々しいほどに黄金の葉っぱを輝かせた大銀杏が脳裏に映る。この巨木の幹はどうなるんだろう?ちゃんと育つよね?長い歴史を見つめてきた大銀杏は新しい歴史を見つめて行くのだろうか。
大石段を上がり、途中で大銀杏を眼下に見れば、ガサガサになった根元の幹の残骸が土に埋まっていた。お参りして、ちょっぴり重苦しい気分で、引き返す。段葛を歩きながら、桜を見上げた。生命が生まれる春に倒れた巨木。きっと大銀杏も生まれ変わると願う。歴史の重みと命の尊さをぼんやりと考えていた。

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